京都鴨川:友禅流し 撮影日 2014.08.02 = Home =

今年も京都:友禅流しが京都鴨川で行われました。小雨の降る中でストロボ撮影、初めてで思うような写真は撮れませんでした。

江戸幕府が、天和年間に禁令を出し、金紗(きんしゃ)や刺繍、総絞りなど贅沢な衣裳は、着ることはおろか作ることさえ禁止しました。 そのため、刺繍や絞りなどを使わずに、色彩の鮮やかさで華麗さを演出する新しい染物の創造が求められました。これが友禅染の始まりで、有名な「友禅流し」とは水のきれいな川で糊や余分な染料を落とす工程のことをいいます。
現在は河川の汚れなどもあり、ほとんどが専門業者の人工の川(施設)で行われているそうです。

鴨川は京都の南北を流れる33kmの河川で、春は桜が咲き誇り、夏は水面や河原に張り出した川床の上で、料理いただくことが出来る憩いの場として多くの人に親しまれています。